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教養と学問


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テキストのダウンロードと管理

講座「教養と学問の前に」のテキストのダウンロードと管理の方法について紹介する。

目次
1 テキストのダウンロード
2 テキストの印刷
3 テキストの保管方法
 
 
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1 テキストのダウンロード

講座「教養と学問の前に」のテキストのダウンロード

PDFファイル 印刷はB5サイズ推奨
第 I 部 論理的思考(序章含む) 通常版  既述版
第 II 部 論理的な問題解決 通常版  既述版
第 III 部 教養と学問・科学 通常版  既述版
通常版は例題の答えや板書の図が空欄になっているテキスト
既述版は例題の答えや板書の図が最初から埋まっているテキスト

最初は、「通常版」のテキストと共に講義を進めて行くことを推奨する。ただ講義を読むよりも、テキストを印刷して紙に書き込みながら学ぶ方が効果的である。これは実際に講義を行ったときに受講生に配布したものである。
「既述版」は、WEBに講義を書き起こしたという性質上、どのようにテキストを埋めて行けばよいかの判断が難しいかと考えて、参考程度になればよいかと考えて、置いている。

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2 テキストの印刷

テキストの印刷は両面印刷とB5サイズを推奨している。

両面印刷の推奨

テキストは、見開きで見ることを想定して作成されている。
ダウンロードしたPDFファイルをそのまま両面印刷して綴じれば、テキストとして完成するようになっている。したがって、印刷する際には、両面印刷を推奨する。

注意点として、PC等でPDFを見開きで表示したときが、テキストの完成形ではなく、1ページ分ズレが生じていることだ。
その理由は、テキストの最初の講座名が表紙であり、1枚目の表紙はテキストを閉じた状態だからだ。つまり、見開きで見たとき、最初の表紙である講座名のページと次の白紙ページは、1枚の紙の表裏に相当することになる。これは、両面印刷して綴じれば、テキストとなるようにしたためである。
したがって、もし片面印刷をしたのならば、見開きとなるページの組み方に注意して綴じてもらいたい。

B5サイズの推奨

テキストの印刷にはB5用紙を使用することを推奨する。
B5サイズでテキストを作成した理由は、塾や予備校のテキストがB5サイズで作成されているのが一般的であり、当サイトもそれに倣っているからだ。もちろん、A4用紙で印刷しても構わないが、余白が多くなったり、文字が大きくなったりすることになる。


カラーか白黒化

「通常版」のテキストは、黒を基本として、灰色程度までしか使っていないため、白黒印刷で十分だ。
しかし、「既述版」 のテキストは、予め色を使っているため、カラー印刷を推奨する。

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3 テキストの保管方法

印刷したテキストの保管する方法が、いくつかある。

ホッチキスの使用

最も手軽で簡単な方法が、ホッチキスで留める方法だ。
この場合、ホッチキスはかなりの枚数を綴じれる大きい型のものである必要がある。
1冊のテキストが100ページを超え、200ページ近くになるものあるので、両面印刷をしても50枚以上の紙の束になる。小さい型のホッチキスでは、そのような枚数の紙を綴じることはできない。この点に注意してもらいたい。
以下に3ケタの枚数を綴じれるホッチキスを紹介する。


SLIDE RING (スライドリング)の使用

もう1つの方法として、印刷した紙に穴を空けて、ルーズリーフをバインダーで整理するように保管する方法だ。
しかし、バインダーは無駄に厚くなりやすく、重くなるという欠点がある。
そこで、勧めたいのが、SLIDE RING (スライドリング)というルーズリーフを束ねる輪っかである。

これは、プラスチックで軽いが、強度も十分あり、本のように開いたり閉じたりするのも滑らからにできる。このSLIDE RING (スライドリング)に束ねるためには、穴あけパンチが必要になる。
後は以下のような手順を繰り返せばいい。
穴あけパンチで印刷した紙に26(B5)/30(A4)穴を空ける
(何回かに分けて繰り返す)
  ↓
SLIDE RING (スライドリング)で綴じる

これだけである。一度に全ページに穴を空けるのは労力がかかるので、テキストで使う部分に穴を空けて行くようにすれば、一度の作業も短く、苦痛が軽減される。
こうして講義が終わる頃には、スライドリングで綴じられた1冊のテキストが完成する。
テキストの表紙が、一般家庭で印刷した紙なので、別表紙が欲しければ、SLIDE RING (スライドリング)用の表紙もあるので、それを表紙の最初と最後に付け加えればよい。

ただし、購入時に気をつけてもらいたいのが、表紙をつける場合、表と裏で2枚買う必要がある。

スライドリングの綴じるためのリング部分は様々な色があるので、自分の好きな色を選べばよい。一目見て分かり易いようにテキストごとにリングの色を変えることをすすめる。
なお、B5印刷を推奨しているが、一般家庭に多くあるA4用紙で印刷する者にもA4用のスライドリングがある。
B5サイズ用
スライドリング B5 100枚収容 白
スライドリング B5 100枚収容 黒
スライドリング B5 100枚収容 黄
スライドリング B5 100枚収容 青
スライドリング B5 100枚収容 紅
スライドリング B5 100枚収容 藍
スライドリング B5 100枚収容 緑
スライドリング B5 100枚収容 赤
A4サイズ用
スライドリング A4 100枚収容 白
スライドリング A4 100枚収容 黒
スライドリング A4 100枚収容 黄
スライドリング A4 100枚収容 青
スライドリング A4 100枚収容 紅
スライドリング A4 100枚収容 藍
スライドリング A4 100枚収容 緑
スライドリング A4 100枚収容 赤
他にも、糸で縫ったり、糊付けしたりする方法もある。しかし、これらは手間がかかり過ぎるためお勧めしない。なお、まったく綴じないという保管方法は避けるべきだ。ほぼ確実に紛失することになる。


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次頁:序章 学問と議論のために



 参考文献
◎野矢茂樹 『論理学』 東京大学出版会
○野矢茂樹 『新版 論理トレーニング』 産業図書
○照屋 華子、岡田 恵子 『ロジカル・シンキング』 東洋経済新報社
・照屋 華子 『ロジカル・ライティング』 東洋経済新報社
・アンドリュー・J・サター著/中村起子訳 『図解主義!』 インデックス・コミュニケーション
○野崎昭弘 『詭弁論理学』 中央公論社新社
講義で適宜使った専門知識に関する文献
・吉川洋 『マクロ経済学(現代経済学入門)』 岩波書店
・伊藤元重氏 『マクロ経済学』 日本評論社
・マンキュー 『マンキュー入門経済学』『マンキュー経済学Iミクロ編』『マンキュー経済学IIマクロ編』東洋経済新報社
・スティグリッツ 『スティグリッツ入門経済学』『スティグリッツミクロ経済学』『スティグリッツマクロ経済学』東洋経済新報社
・キング(Gary King)、コヘイン(Robert O. Keohane)、ヴァーバ(Sidney Verba) 『社会科学のリサーチ・デザイン』 勁草書房
・江藤裕之 「healthの語源とその同族語との意味的連鎖−意味的連鎖という視点からの語源研究の有効性−」『長野県看護大学紀要』2002, no4, p.95-99
・Richard P. Feynman, The Feynman Lectures on Physics, Addison–Wesley
日本語:ファインマン『ファインマン物理学〈1〉力学』『ファインマン物理学〈2〉光・熱・波動』『ファインマン物理学〈3〉電磁気学』『ファインマン物理学〈4〉電磁波と物性』『ファインマン物理学〈5〉量子力学』 岩波書店
◎Charles Eames Jr 映画の書籍化powers of ten
・文部科学省「平成17年度学校基本調査 学部系統分類表」 web
・厚生労働省 健康日本21(総論) 第6章 人生の各段階の課題 web
・東京大学 web
・ポパー 『果てしなき探求〈上〉―知的自伝』『果てしなき探求〈下〉―知的自伝』 岩波現代選書
・廣松渉 編 『岩波哲学・思想事典』 岩波書店
・思想の科学研究会 編 『哲学・論理用語辞典』 弘文堂
・ロジカルシンキング.com web
・Powerful Problem Solving(英文) web


総論 教養と学問の前に

はじめに(テキストダウンロード)
序章 学問と議論のために

 第 I 部 論理的思考
第1章 論理的であるとは
第2章 推論方法の基礎
第3章 三段論法
第4章 演繹法
第5章 帰納法
第6章 仮説推論
第7章 類比推論
第8章 観念連合
第9章 弁証法
第10章 論理的思考のまとめ
第11章 論理と誤謬
第11章(補講) 論理と誤謬

 第 II 部 論理的な問題解決 
第12章 目的と手段
第13章 演繹法と帰納法の絡み
第14章 問題と解決
第15章 論理ツリー ― what ツリー―
第16章 論理ツリー ― why ツリー―
第17章 論理ツリー ― how ツリー―
第18章 設定型の問題と創造型の問題
第19章 因果関係図
第20章 論理ピラミッドの基本
第21章 論理ピラミッド ―現象型の問題―
第22章 論理ピラミッドの応用
第23章 論理的な問題解決のまとめ

 第 III 部 教養と学問・科学
第24章 学問と科学の定義と目的
第25章 科学の方法
第26章 定性的研究と定量的研究
第27章 実証主義と反証主義
第28章 還元主義・総合・全体論
第29章 学問と専門・教養
第30章 学問の専門分化
第31章 教養と学問

引用・参考文献
テキストのダウンロードと管理

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